2011/11/09

柱の影で時刻を示す時計 | A Study Of Time #1


もうタイトルで語り尽くしている気もしますが、壁面に設置されているのは、格子状にスティックが並んだ大きなパネル。その一本一本が光りだすと、そこには不思議な光景が。

ロンドンで活動するrAndom Internationalの発表した「A Study Of Time #1」は、光の向きをコントロールして、スティックが落とす影によって時刻を表示する時計。

70本のスティックには、それぞれ4方向に光源が付いていて、光の強さと向きでデジタル数字を出現させる仕組みなのです。リンク先に詳しい動画もありますが、ネオンサインのような動きもあって、なにやら幻想的。

どこか点つなぎのようでいて、それだけ見ると単純そうに思えるけれど、数字を出すための強さと向きを考えてみると、そんなに簡単ではない面白さ。1本のスティックが光と影の双方を受け持つという、シンプルで巧妙な解決策。これって、まさにパズル的かもしれない。

A Study Of Time #1
http://www.random-international.com/a-study-of-time-1-design-miami-2011/

(via Design Works)

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