2011/10/31

役には立たぬが面白い箱


箱を開けたり、スイッチを入れたりすると動き出す、ナンセンスな箱たち。そんな姿が、とっても素敵で魅力的だったりするのです。

2011/10/30

組木のような家具 | Chidori


自由に組み立てられるという、シンプルな木組みの棚。これはすなわち、暮らしに活かせる組木でもあるのです。

event memo - 111030

■東京おもちゃまつり&森のめぐみの子ども博
おもちゃの展示販売やワークショップ、大道芸やパフォーマンスなどが行なわれる「東京おもちゃまつり」、木工おもちゃ、食器・家具などの見本市「森のめぐみの子ども博」を同時開催。
http://goodtoy.org/ttm/event/omocha_maturi.html

11/5(土)-11/6(日)
@ 東京おもちゃ美術館
http://goodtoy.org/ttm/

■春日明夫のトイ・コレクション展 Part2 構成遊びのおもちゃ
春日明夫氏によるコレクションのうち、積み木・パズルなどを中心にした構成玩具を展示する。
http://goodtoy.org/ttm/event/exhibitions.html#kousei

11/28(月)-2012/4/1(日)
@ 東京おもちゃ美術館
http://goodtoy.org/ttm/

pickup - 111030

■Rattle Twist (by 山本長徳)
http://www.asahi-net.or.jp/~RH5K-ISN/Puzzle/553Ring/RattleTwist/

(via ちょいとパズルでも)

■くぎのわ 黄道十二宮 (by hayassi)
http://blogs.yahoo.co.jp/kumikugi/28026851.html

■12 Piece Separation (by George Bell)
http://www.shapeways.com/model/355613/

(via Poly Puzzles)

2011/10/29

ピースを足していくシルエットパズルたち


たまには、ぐっとパズルのスタンダードに戻っておきましょう。見せ方によっては面白くなるものだと感じる好例です。

pickup - 111029

■Lapsus (by Alfons Eyckmans)
http://www.asahi-net.or.jp/~RH5K-ISN/Puzzle/12BoardBurr/Lapsus/

■Two Rings For Six Sticks (by Stéphane Chomine)
http://www.asahi-net.or.jp/~RH5K-ISN/Puzzle/865Ring/TwoRingsForSixSticks/

■Quad16 (by 石野恵一郎)
http://www.asahi-net.or.jp/~RH5K-ISN/Puzzle/444/Quad16/

(via ちょいとパズルでも)

■だまし知恵の輪 (by AKIRA)
http://blogs.yahoo.co.jp/seroripaserijapan/1229027.html

■ワッシャーを外すパズル (by AKIRA)
http://blogs.yahoo.co.jp/seroripaserijapan/1230313.html

■知恵の輪 へび (by hayassi)
http://blogs.yahoo.co.jp/kumikugi/27999866.html

■L-Square new (by Bernhard Schweitzer)
http://www.puzzlewood.de/gallery/product_info.php?products_id=285

2011/10/28

6個が連動して動くだけのもの


パズルを好む人たちの中には、それ自体に何の意味も無いという、ナンセンスなものを楽しむ人がいます。それに何か動きがあったりすると、ことさら面白い。

接触させて遊ぶブロック型のゲーム機 | Sifteo Cubes


画面がついている、手の平ぐらいのブロック。よくあるミニゲームかと思いきや、ちょっと変わったゲーム機だそうです。

2011/10/27

event memo - 111027

■安野光雅の絵本展
津和野にある、町立安野光雅美術館の開館10周年を記念した展示会。『ふしぎなえ』(1968年)の全点展示、初期から近作まで『天動説の絵本』『旅の絵本Ⅴ』『繪本 平家物語』などの原画約200点を一堂に集める。
http://fpmahs1.fpart-unet.ocn.ne.jp/cont_j/topics/topics_det1_7.php?TOPICS_ID=271

10/27(木)-12/11(日)
@ 福岡県立美術館
http://fpmahs1.fpart-unet.ocn.ne.jp/

(via mifdesign_antenna)

■ゲームってアートなの?─エンターテインメントのいま・これから
文化庁メディア芸術祭京都展「パラレルワールド京都」のエンターテイメント部門において、ゲームに関する2つのシンポジウムとワークショップを開催。身近に存在するゲームを多角的かつ新たな視点で見る。
http://plaza.bunka.go.jp/kyoto/mok_00.html

11/5(土)-11/6(日)
@ 京都国立近代美術館
http://www.momak.go.jp/

■柴田精一展
切り紙を重ねる紋切重、薄い木の板を用いたレリーフなどを発表している若手作家。過去の作品群に加え、初の試みとなる新作の平面作品をインスタレーションとして展示する。
http://www.artgene.net/event3.php?EID=10057

10/21(金)-10/23(日)
@ ギャラリーヤマキファインアート (兵庫県神戸市)
http://www.gyfa.co.jp/

(via artgene)

2011/10/26

140のスポットによる名画 | Mona Lisa Remixed


色とりどりの円が並ぶ、一枚の単調な絵。
離れて見れば、あの有名な絵。

pickup - 111026

■Weave Six (by Bram Cohen)
http://www.shapeways.com/model/363729/

(via Oskar Puzzles)

■詰どうぶつ将棋 (by Hiroshi) [game puzzle]
http://wonderpieces.main.jp/gamepuz/doubutsu/doubutsu.html

(via ワンダーピーシズ)

2011/10/24

容器になるブロックたち


コンクリートのブロックを集めてできるボール。
サイズを変えられる機能を、ブロックのように単位を集めることで実現しているのですね。

2011/10/23

pickup - 111023

■toritoパズルインフォメーション[11/10/22] (from まぐまぐ!)
http://archive.mag2.com/0000083421/

(via torito)

■Moby Maze (by Oskar van Deventer)
http://www.shapeways.com/model/363291/

(via Oskar Puzzles)

■6 piece rotation burr (by George Syriaque)
http://www.puzzlewood.de/gallery/product_info.php?products_id=283

(via Puzzlewood)

六角形のカード積み木 | Rocca Spiele


立方体を思わせる、正六角形のカードたち。
いつか紹介しようと思っていながら、ずっと忘れていた作品がありました。ちょっと外観もパズルっぽい気がします。

2011/10/22

スティックが絡む木の鍋敷き | Nest


八本のスティックが組み合わさった造形物は、福井県のHakoaさんが生み出した木の鍋敷き。
最初から組み上がっていたら「そういう製品」で終わってしまいますが、こちらの記事を見ると、どうやら組んでいない状態で売られているようです。

切り欠きのついたスティック自体、千鳥格子のような木組みを思わせますし、完成図を見ないで組み上げたら、これは新手のマッチングパズルとも言えそうですね。

鳥の巣型の木製鍋敷き Nest
http://www.hacoa.com/contents/products/nest.html

2011/10/21

pickup - 111021

■Osho Cage (by Osho)
■Tringknot (by Kohfuh Satoh)
■Corridor Puzzle (by 夏木智)
■6匹のへび (by 夏木智)
http://www.puzzlein.com/shop/e_shop.cgi?bunrui=0

(via 葉樹林)

■Holistic Ring (by Bram Cohen)
http://www.shapeways.com/model/362309/

(via Oskar Puzzles)

ツギハギして書体を作ろう | Wood Type Puzzle


九つの書体から、その一部を切り取ってきた9個のピース。これらをくっつけて好きな文字を作るのが「Wood Type Puzzle」です。

2011/10/20

点つなぎ実体化キット | Masterpieces


1から順に点をつないでいくと、一つの絵になる遊び「点つなぎ」。
これを実際の壁面に釘と糸で実現させるのが、オランダのMo Man Tai Designによる「Masterpieces」というプロダクト。

pickup - 111020

■Screwy Screw (by Scott Elliott)
http://www.thingiverse.com/thing:12526

(via My SD300 3D Printer)

■Quartet Plus (by Stephane Chomine)
http://www.asahi-net.or.jp/~rh5k-isn/Puzzle/775Ring/QuartetPlus/

■Waltz (by Jeff Namkung)
http://www.asahi-net.or.jp/~rh5k-isn/Puzzle/444/WaltzJN/

(via ちょいとパズルでも)

■Springy (by Oskar_van_Deventer)
http://www.shapeways.com/model/360316/

■Arch Burr (by Oskar_van_Deventer)
http://www.shapeways.com/model/360359/

(via Oskar Puzzles)

■First Design (by Bill Cutler)
http://home.comcast.net/~billcutler/stock/first.html

(via Bill Cutler Puzzles, Inc.)

2011/10/19

event memo - 111019

■美の壺 File 222 寄木細工 [tv program]
さまざまな色や形の木材を組み合わせ、華麗な模様を作り出す寄木細工。ユニークな隠し絵や精妙な箱の仕掛けなど、連綿と培われてきた職人技を紹介する。
http://www.nhk.or.jp/tsubo/

10/20(木) 19:30-
@ NHK BSプレミアム
http://www.nhk.or.jp/

(via 感想記)

■green drinks Kanazawa vol.6 [festival]
「あたらしいモノのウマレカタ」をテーマにしたイベント。人によってはゴミ扱いされる物に価値を与えるモノづくりをするゲスト2名のトークライブやワークショップ、関連したプロダクト展を開催する。
http://gdkanazawa.com/event/

10/21(金)-10/23(日)
@ kapo gallery (石川県金沢市)
http://www.kapolog.com/

(via monogocoro)

キューブにも組めるネックレス | Gelenkwürfel


ちょっと変わったネックレス。スイスのRoland Kochさんによるもので、3Dプリンター出力でおなじみのShapewaysからリリースされています。

2011/10/18

pickup - 111018

■Rhombic Dodecahedron Puzzle (by Scott Elliott)
http://www.thingiverse.com/thing:12489

(via My SD300 3D Printer)

■大小同形 (by Hiroshi)
http://blog.wonderpieces.main.jp/?eid=114

(via WonderPieces blog)

渦巻きに潜むポートレート


素朴な感じの渦巻き模様。ところどころ太さが変わっていたりして、年輪のような印象も受けますが、全体では名画として知られるポートレートになっているのです。

2011/10/17

石のようで木の11ピース | 石が木パズル


ケースに収まっている、ごつごつした石のような塊が11個。実は、三つの樹種からなる木のピースなのです。

このパズルの作者は、木のおもちゃを扱う「赤い鳥」の代表であり、おもちゃデザイナーの山中俊男さん。2010年にリニューアルする以前から、本作品はリリースされていました。

正方形の箱に収めるパズル、というと冷たく聞こえますが、とっても味のある温かな作品ですね。いわゆるジグソーパズルと同じスタイルであっても、演出によって楽しさが変わってくる好例です。

石が木パズル
http://www.akaitori.jp/product/toy/toy13.html

2011/10/16

pickup - 111016

■The World's Best Paper Puzzles: Classic Puzzles to Bend Your Brain [paperback]
Jerry Slocum, Jack Botermans (Sterling Publishing)
http://www.barnesandnoble.com/w/worlds-best-paper-puzzles-jerry-slocum/1100877660/

■Chen's 6 Board Burr (by Chi-Ren Chen)
http://www.asahi-net.or.jp/~rh5k-isn/Puzzle/6BoardBurr/Chen/

(via ちょいとパズルでも)

動物が隠れている器 | Hidden Animal Cereal Bowls


見た目には少しゆがんでいるくらいの、シンプルな器。
フランスのデザイナー、Geraldine de Becoさんが制作したシリアルボールには、ちょっと楽しい仕掛けが用意されているのです。
日用品に潜む、まさに隠し絵。

2011/10/14

event memo - 111014

■万華鏡の世界展
日本を代表する万華鏡作家の依田満・百合子氏の作品を中心に、万華鏡を紹介。島根県立大学、地元企業と連携した共同プロジェクト「まんげきょうで石見をのぞこう!」の紹介コーナーも設置する。
http://hamada-kodomo.art.coocan.jp/modules/kikaku/index.php?content_id=78

10/15(土)-11/23(祝・水)
@ 浜田市世界こども美術館 (島根県)
http://hamada-kodomo.art.coocan.jp/

(via mifdesign_antenna)

■創作手しごと展 特別展示・販売 からくり細工
からくり創作研究会による、実際に触って遊べる展示会。約40~50点のからくり箱を紹介する。
http://www.daiwa-dp.co.jp/tenpo/kourinbou_evnt/data//1317891671.html

10/19(水)-10/25(火)
@ 大和 香林坊店 7階ホール (石川県)
http://www.daiwa-dp.co.jp/tenpo/kourinbou/

■川島英明・加藤香保里 作品展
からくり箱職人と鞄作家による二人展。からくり箱は新作を含めた12点を展示し、このうち7点を販売する。
http://www7.ocn.ne.jp/~mado3/page003.html

10/27(木)-11/1(火)
@ Gallery MADO (東京都)
http://www7.ocn.ne.jp/~mado3/

■からくり箱展
からくり創作研究会に所属している、若手作家4名の作品を中心に展示する。
http://www.geocities.jp/cross_road_hp2/page180.html

11/3(木)-11/8(火)
@ 南町通りオープンギャラリー くろすろーど (宮城県)
http://www.geocities.jp/cross_road_hp2/

(via からくり創作研究会)

2011/10/13

形が遊び方を定義する | MACBA puzzle


バルセロナ現代美術館(MACBA)のノベルティとして、スペインのAlberto Matallanaさんが制作されたもの。シンプルなパッケージには真っ白なピースだけが入っていて、とくに説明は付いていないようです。

リーフレットに「DIY Puzzle」とあるように、ピースそのものから何を作るか考えさせるのが狙い。作者のコメントどおり、まさにミニマルなパズルであり、一種の造形おもちゃとも言えそうですね。

MACBA puzzle
http://albertorto.zliks.net/index.php?/packaging/macba-puzzle/

(via Albertorto)

2011/10/12

pickup - 111012

■Special Issue "Puzzle/Game Algorithms" [journal]
Algorithms — Open Access Journal (MDPI Publishing)
http://www.mdpi.com/journal/algorithms/special_issues/puzzle_game/

(via 折り紙とパズルと多面体のページ)

■Triplet15 (by 石野恵一郎)
http://www.asahi-net.or.jp/~rh5k-isn/Puzzle/444/Triplet15/

(via ちょいとパズルでも)

2011/10/11

ドミノで時を知る | Carbon's Domino Clock


その時刻を3枚のドミノ牌によって表現する時計。これはシアトルのCarbon Design Groupによるもので、左端の1枚が時、残りの2枚が分を表しています。ドットの合計で数を表すのが珍しいですね。

スタンダードなドミノというと、サイコロでいう1~6の目を配置するものが一般的。となると、1枚の最大値は6+6=12だから、ちょうど12を一区切りとする時刻の表示にピッタリなのでしょう。

Repurposing an Icon: Introducing Carbon's Domino Clock
http://www.carbondesign.com/repurposing-an-icon-introducing-carbons-domino-clock

(via monoscope)

2011/10/10

pickup - 111010

■Numberplay: Celebrating the Modern Classics [article]
Pradeep Mutalik (The New York Times)
http://wordplay.blogs.nytimes.com/2011/09/26/numberplay-celebrating-the-modern-classics/

(via The Best iphone Puzzle Apps and Mechanical Puzzles)

■The Present (by Jos Bergmans)
http://www.asahi-net.or.jp/~RH5K-ISN/Puzzle/544/ThePresent/

■Chen's 6 Board Burr (by Chi-Ren Chen)
http://www.asahi-net.or.jp/~RH5K-ISN/Puzzle/6BoardBurr/Chen/

(via ちょいとパズルでも)

レゴでSBPを作る


言わずと知れた、ブロックおもちゃのレゴ。これを利用して、シンガポールのJerry Looさんがスライディング・ブロック・パズルを作ったとのこと。

2011/10/09

意外な場所にペンローズタイル


架空の新商品「Rubia」のパッケージ。その答えとして出てきたビール瓶のラベルに、よく見るとペンローズタイルのパターンが使われています。

パズル方面では敷き詰め(テッセレーション)の話題としてお馴染みですが、この場合には一体、どういう意図があるのでしょうね。

Rubia
http://lovelypackage.com/rubia/

(via Lovely Package)

キューブの中から現れる | KLOTZ


オーストリアのデザイナー、Gerlinde Gruberさんが作った「KLOTZ」は、ちょっとした遊びのあるパッケージ。キューブ6個の塊が、面白い動きで中身を披露します。
実際には、少し触っているうちに分かってしまうでしょうから、むしろ誰かに見せながら開けると喜ばれるかもしれませんね。

作者であるGerlindeさんのサイトには、他にも遊び心を感じるアイディアが紹介されています。Eの字で造形していく「ESTECK 30STK」など、ちょっと不思議な作品も。

Jewelry Packaging KLOTZ
http://kopfloch.at/projekte/klotz.html

pickup - 111009

■Double Ut (by 山本長徳)
http://www.asahi-net.or.jp/~RH5K-ISN/Puzzle/553Ring/DoubleUt/

(via ちょいとパズルでも)

■Mathematical Puzzling [paperback]
Anthony Gardiner (Dover Publications)
http://www.amazon.co.jp/dp/0486409201/

2011/10/08

つながる動物たちのカード | connect


模様をマッチさせて動物を作っていくカードゲーム。手持ちのカードが全部つながれば上がり、という大変シンプルなルールなのです。扇形に広げた格好で模様が合うよう、動物が斜めに配置されているのも印象的ですね。

登場する動物は36種類で、カモノハシやマダイなども出てくるとのこと。着飾ったマンドリンが扮するジョーカーも、楽しい気分を盛り上げてくれます。

connect
http://www.workroom.co.jp/connect/

(via Ryoko Nagaoka)

テトロミノ付箋 | Video Game Shaped Sticky Notes


「テトリス」のピースにカットされた付箋。
パズルの世界では「テトロミノ」と呼ばれる形状ですが、付箋は糊の面があるので、裏返しも無視できません。その意味でも「テトリス」という文脈に沿っていますね。ちなみに、厚みは1単位ではない様子。

さて、日本には入ってくるのでしょうか。

Block Notes - Video Game Shaped Sticky Notes
http://www.amazon.com/dp/B0054QM5HQ/

(via Like COOL)

2011/10/07

組んで、崩して、腰掛ける | Vuzzle


アメリカのChristopher Danielさんによる、石垣のような格好のソファ。
59個のクッションがマグネットの力で形を保っていて、このうち13個はバラバラにして使えるのだとか。まさに形状マッチングですね。
組み合わせたり、元に戻したりして、けっこう遊んでいられそうですが、ピースも多くて意外と難しいのかも。

Contemporary Chair Called Vuzzle Chair by Christopher Daniel
http://www.modernchairdesign.com/modern-chair/contemporary-chair-called-vuzzle-chair-by-christopher-daniel/

(via Modern Chair Design)

一枚の鎖


一枚のハガキから、つながった紙の鎖を作れますか。
というと、パズルの世界では不可能物体を連想するかもしれませんね。この話題、イギリスのパズル家デュドニーが『Amusements In Mathematics』の中で話題にしています。

The Project Gutenberg eBook of Amusements In Mathematics, by Henry Ernest Dudeney
http://www.gutenberg.org/files/16713/16713-h/16713-h.htm#X_162_THE_CARDBOARD_CHAIN

もちろん紙の厚みが大切なわけですが、同じ結果を得るなら、少し違った方法もあります。例えば、二枚の紙の貼り合わせ。
リンク先では、絶妙な位置で抜き加工した紙を利用して、見事に鎖を作っています。素晴らしい解決法ですね。

デザインのひきだし・制作日記:紙の知恵の輪
http://dhikidashi.exblog.jp/15713162/

(via カミノデザイン)

pickup - 111007

■銀河クラフト235-247 (by Cubeバロン)
http://hccweb6.bai.ne.jp/~hfl35501/gingacraft8.html
http://hccweb6.bai.ne.jp/~hfl35501/gingacraft9.html

(via ハピネスキューブの世界)

■Mambo (by Jeff Namkung)
http://www.asahi-net.or.jp/~RH5K-ISN/Puzzle/444/MamboJN/

■Aurigo (by Alfons Eyckmans)
http://www.asahi-net.or.jp/~RH5K-ISN/Puzzle/18BoardBurr/Aurigo/

(via ちょいとパズルでも)

2011/10/06

反射が補完するメッセージ


光る壁面に掲げられた、不完全な文字列。これが床面と合わさって、きちんと読めるようになります。文字の対称性を上手に利用した、印象的な広告ですね。
鏡を利用した面白い仕掛けには、どこかパズルっぽい面白さを感じます。

BMW M3 Coupe: The Light Wall Reflection
http://adsoftheworld.com/media/ambient/bmw_m3_coupe_the_light_wall_reflection

(via inspire me now)

3Dデータも扱える切削加工マシン | iModela iM-01


STIKAなどのカッティングマシンで知られるRoland DGから、3Dカッティングマシンとも言える「iModela iM-01」が発売されます。
専用のソフトウェアで制御して、アクリルのような樹脂素材を切削するマシンです。板材は当然ながら、86×55×26mmの範囲に収まる立体物を切り出せるとのこと。

もちろん、立体物の切削マシンは以前から存在していますが、注目すべきはその価格。メーカー側も趣味のユーザーを想定していて、標準価格は75,000円(税込 78,750円)を予定されているようです。
さらには、キャリーケース+折りたたみ式だったり、ノウハウやデータをやり取りできる専用サイトが用意されたりして、ユーザーへの配慮も見られます。

立体物の試作というと、最近では3Dプリンターの出力サービスも増えています。一方で、小型のマシンとはいえ、目の前で操作できる機械が手頃に入手できるとなると、創作のプロセスも変化しそうですね。

Roland DG ニュースリリース(iModela iM-01)
http://www.rolanddg.co.jp/news/2011nr1005_imodela.html

(via mifdesign_antennna)

2011/10/05

pickup - 111005

■だまし絵シアター 動物を見つけよう (by 三輪みわ)
http://www.senju.co.jp/consumer/resteye/damashie/

(via ARTRICKS)

■Flatcross (by David Rousseau)
http://www.asahi-net.or.jp/~RH5K-ISN/Puzzle/Flatcross/

(via ちょいとパズルでも)

■東西二大トリックアート (by 大山顕) ※記事の発表は2008年
http://portal.nifty.com/2008/08/22/b/

(via nifty デイリーポータルZ)

2011/10/04

event memo - 111004

■フラジャイル室内楽団 原田和明のオートマタ
カラクリ人形の一種である、オートマタ。古時計の部品や空き缶など、身近なものを組み込んだ「フラジャイル室内楽団」をオリジナル楽曲と共に紹介する。関西初の個展。
http://keibunsha-books.com/html/newpage.html?code=13

10/4(火)-10/10(月)
@ 恵文社一乗寺店 ギャラリーアンフェール (京都府)
http://keibunsha-books.com/

(via 二象舎)

前例を飲み込む68ピースの裁ち合わせ | Quadratum Cubicum


タングラムを始めとするシルエットパズルの古典を観察すると、その大半は7~10ピースぐらいに落ち着きます。紀元前の「ストマッキオン」でさえ、14ピース。
ところが、スイスのChristian Blanvillainさんによる「Quadratum Cubicum」は、全部で68ものピースを使うそうです。

この数字だけを聞くと、何でもありだろうと思ってしまいますが、その構成を見てみれば、意外と正統派の血を引いていることが分かります。

pickup - 111004

■Triplet15 (by 石野恵一郎)
http://www.asahi-net.or.jp/~RH5K-ISN/Puzzle/444/Triplet15/

(via ちょいとパズルでも)

■五角形で文字 (by Hiroshi)
http://blog.wonderpieces.main.jp/?eid=107

(via WonderPieces blog)

2011/10/03

event memo - 111003

■昔の道具 これは何?
かつて、当たり前のように使われていた道具たち。その中でも、現在はほとんど使われず、見た目には用途不明の道具をいくつか紹介する。常設展示のミニ企画コーナーで開催。
http://www.city.bunkyo.lg.jp/rekishikan/event/h23_0727.html

7/27(水)-10/10(月・祝)
@ 文京ふるさと歴史館 (東京都)
http://www.city.bunkyo.lg.jp/rekishikan/

■型紙のデザイン
洗練されたデザインにより、ジャポニズムに影響を与えた日本の染型紙。所蔵している型紙から、その様々な意匠を紹介する。
http://subsite.icu.ac.jp/yuasa_museum/special_exhibitions.html

9/6(火)-11/18(金)
@ 国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館 (東京都三鷹市)
http://subsite.icu.ac.jp/yuasa_museum/

(via artscape)

■kofth ワークショップ in PUZZLAB
キューブパズル設計の入門編として、さまざまな実習とオリジナル作品を制作。組む手数や解数などの解析もライブで実施する。
http://kofth.com/projects/ws1/

11/12(土)
@ パズラボ
http://puzzlab.com/

(via This and That +)

2011/10/02

タマゴのような立体迷路 | Smart Egg


殻にヒビが入っているタマゴのような木の物体に、スティックが一本。このスティックを本体から抜き出してみましょう、という立体迷路です。

この「Smart Egg」シリーズを制作しているのは、ハンガリー在住のZagyvai Andrásさん。
ご本人のサイトでは同シリーズの別パターンも多数公開されていますが、どれも温かみのある印象を受けますね。

作品紹介を見ていくと、形や溝が機能的に異なっているのも興味深いところです。複数のレイヤー構造になっていたり、本体の一部が可動であったりして、そのバリエーションもさまざま。

現在はビジネスパートナーを募集しているそうですが、ドイツのニュルンベルクで開催されていたInternational Toy Fairには参加していたとのこと。これから先の進展に注目しましょう。

Smart Egg
http://www.smartegg.eu/

(via Oli's Mechanical Puzzle Blog)

パズルがメインのTVアニメ | ファイ・ブレイン

今月から「ファイ・ブレイン ~神のパズル」というTVアニメが始まりました。いわく、学園パズルアドベンチャーだそうで、主人公はパズル・ソルバー。

NHK(Eテレ)さんでの放映ということもあり、ちょっと珍しい感じがしますが(と言いつつ、放送そのものは未確認)、本放送とは別の部分でも何やら仕掛けがあるようです。

pickup - 111002

■toritoパズルインフォメーション[11/10/01] (from まぐまぐ!)
http://archive.mag2.com/0000083421/

(via torito)

■Century (by Jack Krijnen)
http://www.asahi-net.or.jp/~RH5K-ISN/Puzzle/18PieceBurr/Century/

■Samba (by Jeff Namkung)
http://www.asahi-net.or.jp/~RH5K-ISN/Puzzle/444/SambaJN/

■Paso Doble (by Jeff Namkung)
http://www.asahi-net.or.jp/%7ERH5K-ISN/Puzzle/444/PasoDoble/

■Foxtrot (by Jeff Namkung)
http://www.asahi-net.or.jp/~RH5K-ISN/Puzzle/444/FoxtrotJN/

(via ちょいとパズルでも)

2011/10/01

だまし絵を切り出すマシン | Cut It Out


イスラエル生まれのイラストレーター、Noma Barの生み出すイラストは、シンプルな中に多義性を含ませた、一種のだまし絵のような作風。IBMの広告などで話題にもなりました。

そのNoma氏、先日まで行なわれていたLondon Design Festivalにて、面白い装置と共に登場したのだとか。
「Cut It Out」と名づけられたこのマシン、紙やらゴムなどを彼のイラスト風に切り抜いてくれるのです(もちろん有料)。これに彼自身がサインとシリアルナンバーを入れてくれるようですから、ファンには嬉しいイベントですね。

Cut It Out: Noma Bar at Outline Editions
http://design-milk.com/cut-it-out-noma-bar-at-outline-editions/

“Cut It Out”by Noma Bar, 17th to 30th September 2011
http://www.outline-editions.co.uk/outline-editions-presents-%E2%80%9Ccut-it-out%E2%80%9D-by-noma-bar

(via Design Milk, Outline Editions)

同じ形のスティックで組み上げる幾何学おもちゃ | Tetraxis


編まれたボールのような多面体は、同じ形をしたスティック12本で組まれています。ピースには磁石が埋め込まれているので、ピッタリ位置も決まるとのこと。もちろん、他の形に組むこともできますし、どのピースも交換できるため、その配色も遊びどころ。

この「Tetraxis」を発売したKO Sticksは、マサチューセッツ州メッドフォードにスタジオを構える工房です。これまでも、多様な幾何学構造や、二次曲面を利用した造形や家具など、ちょっとパズルっぽいものを製作していますね。

[追記]
公式サイトをよく見ると、「Tetraxis」は新ミュージアムMOMATHがプロモーションとサポートを担当しているようです。MOMATHについては、「マンハッタンに数学ミュージアムがやってくる」もどうぞ。

Tetraxis
http://www.tetraxis.com/

(via My Puzzle Collection)

pickup - 101001

■Triangular Dovetail Joint (by Scott Elliott)
http://mysd300.blogspot.com/2011/09/triangular-dovetail-joint.html

(via My SD300 3D Printer)

■Jack-o'-lantern 5 (by Frank Worrell)
http://www.asahi-net.or.jp/~RH5K-ISN/Puzzle/666/JackOLantern/5/

(via ちょいとパズルでも)

■4D City Scape Time Puzzle (from やのまん
http://www.yanoman.co.jp/product/4DCS/

■Puzzlestorm (from PlentyPlay
http://www.plentyplay.com/index.php?option=com_zoo&view=category&Itemid=136&lang=en