2011/11/12

細かい粒々を眺めるだけのもの


回転させたり、揺すったりすると、パラパラ動いたり、ちょこちょこ積もったり。それを見て楽しむだけという贅沢。

粒子の動きを見せるおもちゃ、という意味では砂時計も同じ仲間に入りそうですが、(失礼を承知で)もっと無意味な方向にシフトさせると、こういったものも。

Sand Picture
http://www.officeplayground.com/Sand-Picture-P1741.aspx

まさに、動く砂絵ですね。
でも、ちょっと変化が少なくて退屈、という方には別のタイプも。

Sandscape
http://www.officeplayground.com/Sandscape-Wavy-P255.aspx

中間に仕切りを加えただけですが、これが大きな変化を与えています。積層のせいか、円錐が浮かんでいるようにも見えてきますね。
余談ながら、これで思い出すのが「砂」というソフト。

「砂」のページ
http://ccnet.dip.jp/sand/

ところで、動きを堪能するものとは対照的に、その配置を味わうものもあります。知る人ぞ知る、モントリオールのFrancois Dallegretさんの傑作。

Atomix
http://www.grand-illusions.com/acatalog/Atomix.html

とにかく揺さぶってみて、配列の美しさを楽しみたい。リンク先によると、プロジェクターで投影しても面白いとのこと。砂絵にも適用できる方法ですね。

そういえば、「Atomix」の小さな簡易版が、だいぶ前に「Atompax」という名前で市販されていました。調べてみると「東北大学所蔵資料標本データベース」に記載を発見。そうそう、これです。

アトムパックス 鋼球利用の泡模型装置
http://webdb2.museum.tohoku.ac.jp/data_base/kinzokuhaku/disp.php?no=366

装置だなんて、しっかり科学教材の顔をしてますね。ついでに「Atomix」の情報も見つけましたよ。

どれをとっても、こういう面白さって、水槽や群集画に近いものがありますね。小さなものたちが暮らす世界を、俯瞰する楽しみ。それが根底にあるのかも。

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