2011/10/29

ピースを足していくシルエットパズルたち


たまには、ぐっとパズルのスタンダードに戻っておきましょう。見せ方によっては面白くなるものだと感じる好例です。

いくつかのピースでさまざまな形を作る、いわゆるシルエットパズル。普通はピース全部を一度に使わせることが多いようで、使わないピースがあったりするとルール違反だと言われてしまいます。

ところが、ものは考えようで、最初に一部のピースだけを使わせて、だんだんとピースを増やしていくものもあるのです。考えましたね。

例えば、イギリスのGrand Illusionで紹介されている「Add A Piece Puzzle」は、その名の通り、2ピース → 3ピース → 5ピース → 6ピースと増えていくもの。問題も単純で、すべて正方形を作れば良いのです。

Add A Piece Puzzle
http://www.grand-illusions.com/acatalog/Add_A_Piece_Puzzle.html

これと同じような現象は、ウッドペッカーさんからリリースされている「インサイトパズル」でも可能……なのですが、ネタバレを避けるため、直接のリンクはなし。
むしろ演出という意味では、DPグループさんによる「リピート スケアーパズル」の方が適しているかもしれません。タイトルも「repeat square」ですからね。

しかし、先の「Add A Piece Puzzle」で感じるのは、どうして4ピースが抜けているのかな、ということ。どうせなら、なんとか埋めていただきたい。
そう思っていたら、ありました。きちんと1ピースから8ピースまで、見事に実現したパズルです。

Pieces of Eight
http://www.grand-illusions.com/acatalog/Pieces_of_Eight.html

Bernard Gisinさんによるものだそうですが、1ピースはご愛嬌。それでも、じっくり観察すると、「Add A Piece Puzzle」とも多少は関係するようで、うまくアレンジしたなと唸ってしまいました。
まだまだ面白いアイディアはある、と前向きになれる一例ですね。

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