2011/12/08

○×ゲームの相手をしてくれる一冊 | Tic Tac Tome


交互にマルとバツを書いていき、どちらかが直線状に三つ並んだら勝ちという、おなじみのゲーム。
その相手をしてくれる本があるみたいです。

ThinkGeekさんが発売している「Tic Tac Tome」は、ページをめくることで「○×ゲーム」を対戦できるブックレット。といっても、相手はその本です。

Tic Tac Tome - Automatic Tic-Tac-Toe Playing Book
http://www.thinkgeek.com/books/nonfiction/eb36/

読者は自分の番になったら、好きな場所を選んで指示されたページに移動。これを繰り返して、勝敗の決まるページにたどりついたら終わり。
つまり、実際に起こるすべての状況が用意されているのですが、これって、いわゆるゲームブックの方式ですよね。

ただし、本の方は最善手を出してくるため、負けっぱなしになる可能性は高いとのこと。そういう意味では、これをコンピューター対戦ではなく、紙媒体で実現したことを面白がれば良いのかもしれません。

ところで、こういったアナログ方式でゲーム展開をコントロールするアイデアとして、マッチ箱を使ったものをご存知ですか。

イギリスの研究者であったDonald Michieが「○×ゲーム」と同じ「Tic-Tac-Toe」の全場面を洗い出し、それらを整理・統合して約300個のマッチ箱に集約させたものです。

言うは易く、行うは難し。
ですので、実際に工作してしまった、ロンドンのJames Bridleさんによる報告を紹介しましょう。本文は英語ですが、写真だけでも楽しめますよ。

A New THEORY of AWESOMENESS and MIRACLES
http://shorttermmemoryloss.com/menace/

話としてはわかるけれども、やっぱり大変。とりあえず、ビーズの代わりにカラフルな豆を使ったところが面白いかな、と。

(via DesignWorks, Boing Boing)

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