2012/01/30
迷うことを楽しむ人たち
誰もが一度は遊んでいる、メイロあそび。
迷う楽しさ、迷わせる楽しさ、どちらがお好み?
今さらパズルに分類しなくても、すでに分野として確立されている、迷路。
ハッキリ言って、本ブログでは手に負えません。が、テーマとしては気になる。
そこに一人で切り込んでいくのも無茶なので、例によって、ちょっと違った角度から迷路の世界を覗いてみることにしました。
まずは素直に、パズル方面との関係から。
すぐに思いつくのは、さまざまな素材や機構で迷路性の強い作品を編み出してきた、オランダのOskar van Deventerさん。
彼の独創的な迷路を、見事にブラウザ上で遊べるようにしたのが、こちらのページです。
Oskar's collection
http://www.clickmazes.com/indexo.htm
これは迷路サイト「clickmazes」の特設ページで、他にも大量の迷路が用意されています。これはこれで凄い情報量。
でも、いつかは遊ぶ尽くしてしまうでしょ。
という心配症のあなたには、次々と迷路を生成してくれるプログラムを。
サイズ変更も解析も、思いのまま。
MazeGen
http://www.mazeworks.com/mazegen/
しかし、ちゃんと迷路を味わいたいなら、やっぱり巨大迷路でしょ。
という行動派のあなたには、日本の迷路スポット情報を収集している、こちらのサイトはいかが。
全国の迷路
http://wiki.livedoor.jp/den04nejiddd/
迷路による日本再発見の旅。というか「迷路園」という呼称があるんですね。初めて知りました。
でも、これは日本国内の話。もっと世界に目を向けようよ!
という国際派のあなたには、世界の迷路スポットやエピソードについて解説している、こちらをどうぞ。
Logic Mazes
http://www.logicmazes.com/
著者のRobert Abbottさんは、ゲームの研究家として知られている人物。
リンク先には「What Logic Is Not」なんていう論考のページもあったりして、理論的な側面についても思索を深めているみたいです。
いろんな国に広がる、迷路の楽しさに魅せられた人たち。
人間だからこそ、自ら進んで迷いを楽しめるのだ、ということなのかも。
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