2011/09/30

こどものための3Dプリンター | Origo


今や便利な製作手段の一つとして、一般にも利用されている3Dプリンター。パズルの世界でも、有名作家のOskarがプロトタイプ製作に使用して以来、何かと目にする機会も増えました。

ところが、実際には複雑な装置が必要で、出力のためにデータを仕上げる環境も必要だったりと、依然として敷居が高いのも事実です。
この「Origo」は、そんな3D出力をこども向けに提供するという3Dプリンターのアイディア。丸っこい形状が可愛らしいですね。

pickup - 110930

■ぼくらのゆうえんち [picture book]
よぐちたかお (福音館書店
http://www.fukuinkan.co.jp/detail_page/978-4-8340-2674-0.html
http://www.amazon.co.jp/dp/4834026744/

(via こんにちは。[よぐちたかお]です)

■The Tangramion (by Serhiy Grabarchuk)
http://www.ageofpuzzles.com/Puzzles/Tangramion/Tangramion.htm

(via Age of Puzzles)

2011/09/29

折り曲げて形を変えられるソファー | cay sofa


タイトルの通り、折り目がついているような形のソファーです。リンク先のプロトタイプには、さらに玩具を思わせる雰囲気が。

どこかパズルっぽい性格を感じるのは、その場に最適な形状を探し出すからでしょうか。それとも、全体の折り目が何らかの分割を思わせるからでしょうか。

alexander rehn: cay sofa
http://www.designboom.com/weblog/cat/8/view/16551/alexander-rehn-cay-sofa.html

(via designboom)

event memo - 110929

■秋の特別企画展「光の謎を解き明かせ」
光の直進・反射・散乱・屈折といった現象を、体感型の実験装置によって紹介する。日本科学協会が装置を貸し出す巡回展示。
http://kodomomiraikan.jp/index.php?id=41
http://www.jss.or.jp/taisei/hikari/

9/17(土)-11/6(日)
@ 佐久市子ども未来館+佐久市立近代美術館 (長野県)
http://kodomomiraikan.jp/

■メビウスの卵展 2011 渋谷
「芸術と科学の新しい関係」を目指す、アートとサイエンスの展覧会。今年で開催20周年を迎え、五感で体験するさまざまな作品が登場する。
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/edu/bunka/hachirabo.html

10/18(火)-2012/1/29(日)
@ こども科学センター・ハチラボ (東京都)
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/edu/bunka/hachirabo.html

メビウスの卵展20周年のブログ
http://ameblo.jp/moebius20/

オランダ発のシリンダー迷路が再登場 | Dael ‘O Ring


黒い棒状の本体に、カラフルな長めのリング。
実は、このリングの内側が迷路になっていて、うまく回転・スライドさせていくと、片方の端から外すことができるのです。

2011/09/28

山の完成を目指すパズルたち


同じようなテーマでパズルが作られることは、よくあります。例えば、山脈を完成させるパズルも、その一つ。

pickup - 110928

■Union Squares (by Rod Bogart)
http://www.asahi-net.or.jp/~RH5K-ISN/Puzzle/666/UnionSquares/

(via ちょいとパズルでも)

シンプルな遊びの造形


キューブから切り出されたような、同じ形の4ピース。積み木のように組み合わせていくと、11種類の六面体を作ることできます。これも絶妙なサイズと角度のなせる技ですね。

2011/09/27

pickup memo - 110927

■The Big, Big, Big Book of Brainteasers [paperback]
The Grabarchuk Family (Puzzlewright)
http://www.sterlingpublishing.com/catalog?isbn=9781402777288
http://www.amazon.co.jp/dp/1402777280/

(via MathPuzzle.com)

■Houdini's Torture Cell (by Brian Young)
http://www.mrpuzzle.com.au/prod216.htm

■Burrliner Kruse (by Junichi Yananose)
http://www.mrpuzzle.com.au/prod211.htm

■P&L Packing (by Junichi Yananose)
http://www.mrpuzzle.com.au/prod216.htm

(via Mr Puzzle)

■キャストパズルキャンペーンのお知らせ (from ハナヤマ)
http://www.hanayamatoys.co.jp/information/295.html

※「Medallion」はカナダのPuzzle Masterでも取り扱っている:
http://www.puzzlemaster.ca/browse/wire/metal/5049-medallion

マーチン・ガードナーを想う世界同日開催の集い | G4G Martin Gardner Celebration of Mind II


数学パズルの楽しさを広めた作家として知られ、昨年に他界したマーチン・ガードナー(1914-2010)。生前から、彼のファンが集う「Gathering for Gardner」という会合が開催されてきましたが、現在は彼の誕生日である10月21日を祝う集まりとして開催されています。

小規模な集まりとはいえ、世界各地で開催されていて、昨年は66ヶ所。さらに、誕生日を祝うだけあって、誤差はあれども、世界各地で同じ日に開催されます。
公式サイトからは各地の場所を知ることもでき、twitterによる情報発信も行なっているようですね。

G4G Celebration of Mind party
http://www.g4g-com.org/

event memo - 110927

■安野光雅の絵本展
画家、絵本作家、装丁家として、独特の活動で知られる安野さん。生まれは島根県は津和野で、ここにある町立の安野光雅美術館は今年で開館10周年。これを記念して、初期から近年までの絵本原画およそ200点を紹介する。
http://www2.sogo-gogo.com/common/museum/archives/11/0917_anno/

9/17(土)-10/10(月・祝)
@ そごう美術館
http://www2.sogo-gogo.com/common/museum/

2011/09/26

ルービック・キューブの画家たち


カラフルなドット画に見えるのは、一面に並べられたルービック・キューブ。この手法で一枚の絵画を仕上げる人たちがいます。これだけの数を集めるのも、一個ずつ目的の状態に揃えるのも、かなりの時間と手間がかかっているはず。圧巻です。

MLK Portrait from Rubik's Cubes (by Peter Fecteau)
http://www.dudecraft.com/2011/09/mlk-portrait-from-rubiks-cubes.html

cubeworks - collections (by Josh Chalom)
http://www.cubeworks.ca/collections.html

(via Dude Craft, ARTRICKS, DesignWorksせかいろ)

pickup - 110926

■Marin (by Jos Bergmans)
http://www.asahi-net.or.jp/~RH5K-ISN/Puzzle/444/Marin/

(via ちょいとパズルでも)

■The-K
http://d-1products.co.jp/SHOP/12.html

ディー・ワン・プロダクツ
http://d-1products.co.jp/

2011/09/25

アンティークに詳しい、ウェブ上のパズル・ミュージアム


今年オープンするThe Museum of Mathematicsに触れたばかりですが、1996年から続いているウェブ上のパズルミュージアムというものもあります。
管理者のJames Dalgetyは、イギリス在住のパズルコレクター。そのコレクションは日に日に高まっているようで、彼の運営するサイトでもその一部を見ることができます。

2011/09/24

event memo - 110924

■描かれた不思議 トリック&ユーモア展 エッシャー、マグリット、国芳から現代まで
江戸時代に描かれたあそび絵、永遠に続く迷宮を思わせるM.C.エッシャーの版画、シュルレアリストたちが描いた不可思議な世界、幅広い展開を見せる現代美術。国内外を問わず、約80点の作品を紹介する。
http://www.yokosuka-moa.jp/exhibit/kikaku/944.html

9/10(土)-11/6(日)
@ 横須賀美術館
http://www.yokosuka-moa.jp/

■没後150年記念 破天荒の浮世絵師 歌川国芳展
型破りの浮世絵師として知られる、歌川国芳(1797-1861)の没後150年。「豪快なる武者と妖怪」と「遊び心と西洋の風」の二部構成で、国芳作品の魅力を全く異なる二つの角度から紹介する。
http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/cgi-bin/plan/detail.cgi?file_id=20110906_00000030

9/6(火)-11/6(日)
@ 公益財団法人 佐川美術館 (滋賀県守山市)
http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/

(via ARTRICKS)

2011/09/23

マンハッタンに数学ミュージアムがやってくる


2012年、ニューヨークはマンハッタンにThe Museum of Mathematicsというミュージアムがオープンするそうです。愛称はMOMATH。すでに公式サイトが立ち上げられています。

光を受けて足元に落ちるメッセージ


何の不思議も無いような物体に見えて、実は光を受けて落とした影にメッセージが。これを針金で実現したのは少し珍しいかもしれませんね。そのほか、雲、草木、球体、建物など、様々な世界観のモチーフがあって、展示会場も楽しそう。
ちょうど先日から回顧展が開かれている、福田繁雄さんの作品群を思い出しました。

Could suggest something… etc. (by Fred Eerdekens)
http://www.fred-eerdekens.be/?page_id=19

(via Design Milk, カミノデザイン)

pickup - 110923

■Salsa (by Jeff Namkung)
http://www.asahi-net.or.jp/~RH5K-ISN/Puzzle/444/SalsaJN/ 

■Balder (by Alfons Eyckmans)
http://www.asahi-net.or.jp/~uy7t-isn/Puzzle/18PieceBurrV/Balder/

(via ちょいとパズルでも)

■6-Piece Burr Variation, What Time Is It? (by Andreas Röver)
http://www.andreas-roever.de/puzzles.html

Andreas Röver
http://www.andreas-roever.de/

※7月に「BurrTools 0.6.2」が公開されている:
http://burrtools.sourceforge.net/

描いて並べて文字づくり | Tabletto


箱を開けると、ピンク色のテンプレートと茶色のピースがいくつか。「Tabletto」は図示されたアルファベットを始めとして、自由に文字や図形を作るおもちゃです。どちらも基本の曲線が決まっていて、それを組み合わせて描いたり、実際に並べたりします。遊び方が適度に広がる、不思議なキット。

Tabletto (by Thomas Dahm)
http://dahm.nl/#tabletto-2
http://www.tabletto.nl/

(via handmade charlotte)

素朴で知的な木製おもちゃ | Kedublock


ポルトガル在住のSérgio Diasさんが始めた「Kedublock」は、木製おもちゃの制作プロジェクト。サイトで発表されている作品の中には、動物組木や形のマッチングなども。今後の展開が楽しみです。

Kedublock (by Sérgio Dias)
http://www.kedublock.com/

(via mom's choice☆世界モノカタログ!)

2011/09/21

event memo - 110921

■ユーモアのすすめ 福田繁雄大回顧展
グラフィックデザイナー・福田繁雄(1932-2009)の大規模な回顧展。1950年代から2000年代に至るまで、平面作品200点、立体作品200点余りを一挙に紹介する。
http://www.kawasaki-museum.jp/display/exhibition/exhibition_de.php?id=194

9/17(土)-11/6(日)
@ 川崎市市民ミュージアム
http://www.kawasaki-museum.jp/

■パズる?展
パズル工房 葉樹林」が提供する、パズルおもちゃの展示。100種類近くのパズルを、実際に触って自由に遊ぶことができる。会期中は毎日、ワークショップを実施するとのこと。
http://blumen-bijutukan.up.seesaa.net/image/9_PAZURU.jpg

9/23(金・祝)-25(日)
@ 滋賀農業公園 ブルーメの丘 光と風の美術館
http://blumen-bijutukan.seesaa.net/

2011/09/20

270枚のトランプを組んだランプ | Card decks lamp


端に切れ目を入れたトランプを、270枚も用意して組み上げたランプ。使い勝手よりも、とにかく作業の大変さに感服します。
ところで、似たような多面体を以前に見たなぁと思っていたら、ありました。

パ:トランプ菱形30面体 他 : いわいまさかチャンネル
http://ch.cri-mw.co.jp/iwai/52581.html

こちらはカードを切らず、折り曲げるだけで菱形30面体に。それでも、決して簡単な話ではなく、同様の手法で別の多面体も制作されていた様子。
そういえば、一連の作品群がパズラボ発行の『パズラボ帖2』にも掲載されていましたね。 

Card decks lamp (by Nick Sayers)
http://www.recyclart.org/2011/08/card-decks-lamp/

(via inspire me now)

同型6ピースの積み木 | MC NR50 10


同じ形の6ピースからなる、造形作品のマルチプル(量産品)。正三角形をベースとするピースは絶妙なサイズで、これによって面白い形が作れます。ネフ社の製品にありそうな雰囲気。
各ピースは180x100x45mmという、意外に大きめのスケールで、つや消しのラバー製。そのため、摩擦を利用した組み方も可能になっているわけですね。

MC NR50 10 : Grey Area Mutiples
http://www.greyarea.eu/Artwork.asp?ID=15

(via i like this art)

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