ハンドルを回すと、歯車で連動したドラムが回り、表面の凹凸に応じてハンマーが上がって、鍵盤を叩く。そんな動きをする、ただそれだけのマシン。
オランダの
Akko Goldenbeldさんが制作した「Stadsmuziek」は、いわば大きな人力のオルゴール。奏でる曲を聞いてみても、ちょっと覚えがありません(リンク先の動画で聞こえてきますが、ギヤの音で聞き取りにくいかも)。これは、どうしたことか。
それもそのはず、注目すべきは曲目でなく、ハンマーを動かす凹凸の方なのです。実はドラムの表面に並んでいるのは、ある町並みの模型。つまり、これは町並みをある意味で譜面化したものと言えます。
町を変えれば、いくらでも作れますが、このアイデアが面白いですね。
ドラムからハンマーに動力が移り、ピアノの内部で再びハンマーが弦を打つ。そんな動きの重なりも、ついでに想像してしまいました。
Dezeen Screen: City Music by Akko Goldenbeld
http://www.dezeenscreen.com/2011/10/24/city-music-by-akko-goldenbeld/
(via
Interior design room)
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