2011/11/29
眺めて楽しむためのギア
今までに何度か、動きを楽しむ機構やおもちゃをご紹介しました。
同じような路線でいくと、歯車もありますよね。
いろんな機構の中にいて、それ自身は回転しながら次々と動きを伝えるギア。
網羅的に挙げると「歯車ブログ」になってしまうくらい大量にある(はず)なので、ただ動かして楽しむためだけのものとして、こんなキットから。
Weird Gears
http://www.grand-illusions.com/acatalog/Weird_Gears.html
穴の位置を、きちんと意味のある地点に限定したのが、通ごのみ。
それでも可能な場所を探す余地は残されていたりして、プレゼントに良さそうな体裁と合わせて、さすがはGrand Illusionsさんのセレクトです。
でも、いちいち組み立てていられない、という多忙な方には、アセンブリ済みのものもありますよ。こうなると、もはやギア見本なのかも。
Quad Gear Toy
https://www.cubicdissection.com/test/catalog/product_info.php?products_id=388
まず、おもちゃとして楕円歯車が扱われたのが注目どころ。パズルの制作で知られるEric Fullerさんが制作したのも、これまた珍しいことですね。
さて、ギヤ模型を探してみると、個人の方が趣味で制作するか、業務用に扱われているか。なかなか程よい規模の製品は少ないのですが、まれに手軽な模型としてリリースされるケースも。
アクリル製のギヤ模型
http://www.zokeisha.com/shop/store.html
大阪の造形社さんが販売されていて、レーザー加工によるアクリル製とのこと。透明感のある色合いが美しいですね。
ちなみに、スタッフブログによれば、名古屋で開催予定の「クリエイターズマーケット」にも出展されるそうですよ。
ところで、時間もお金も工面しにくいなら、自作するという選択肢も。
ペーパークラフトを手がけているぐるぐるクロニクルさんは、なんと連動する二つの楕円歯車を紙で作ってしまったそうなのです。展開図も公開されていますよ。
楕円歯車のペーパークラフト
http://guru2.karakasa.com/oval_gear/oval_gear_j.html
とってもシンプルだからこそ、よくわかる動きの面白さ。何度でも回していたい、そんな魔力を持った造形物かもしれません。
どんな歯車も、小難しい話を脇に置いて、まずは回して楽しみたいものです。
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