2012/01/11

3Dプリンターで三つ編み機 | Braid Maker


ずっと三つ編みを作り続ける、小さなマシン。
何の役に立つのか知らないけれど、その素朴な営みが面白い。

簡単に三つ編みを作る機構「Braid Maker」を設計したのは、ノルウェー在住のMarius Gundersenさん。用意されている3つの穴に糸を通してハンドルを回すと、一方の端から三つ編みになって出てくるのです。
紹介記事と解説ムービーは、リンク先で。

Braid Maker
http://www.mariusgundersen.net/2010/08/06/braidmaker/

両側にある2つの歯車が交互に半回転することで、ちょうど2本ずつ交差させながら糸を絡める仕組み。とてもシンプルな機構で実現しています。
なんて、さも知ったように書いていますが、編み物に疎いので勉強になります。なるほど、こう進めると三つ編みになるんですね。

ところで、写真や映像にチラチラ映っていますが、現物は3Dプリンターの出力サービスで知られるShapewaysによるもの。作者さん自身のショップでも販売しているようですよ。

Braid Maker
http://www.shapeways.com/model/139616/

ちなみに、紹介ムービーをよく見ると、たまに機械をトントンしています。これは部品の引っかかりを外すためとのことですが、ちょっと気になりますね。ハンドル操作も様子を見ながら回している感じ。

まだスムーズな動作のためには多少の工夫が要るようで、それを設計でクリアするのか、素材でクリアするのか、もしくはスケールアップで解消するのか。
単に動きや機能を楽しむだけの、いわゆるマシン・トイ。その世界は、まだまだ広いようです。

(via Gundersen)

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