ストライプ模様のある布地。
記号的な図案は、同時にメッセージを伝える記号へ。
オランダのデザインスタジオ、
Raw Colorが発表した不思議なテキスタイル作品。この図柄にメッセージが隠されているんです。って、どういうこと?
Cryptographer & Encoded Textiles
http://www.rawcolor.nl/project/?id=360&type=ownProduction
それぞれの図形がアルファベットに対応しているという、暗号の方式としては古典的なもの。でも、楽しげで良いですね。具体的な対応関係はリンク先の後半にありますが、数字や約物もしっかり完備してますよ。
ちょっと興味深いのは、アルファベットが一般的な文字の使用頻度順に並んでいること。なんだか、ポーの『黄金虫』を連想させますね。
ちなみに、図柄の描画はプロッターに取り付けたペンを使用しているとのこと。シルクスクリーン印刷でないのは、メッセージの送り手ごとに制作する、オンデマンド仕様だからでしょうか。
実際の描画スピードは不明ですが、徐々に描き上がっていくプロセスは、まさに暗号変換の現場を公開しているかのよう。
(via
designboom)
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