複雑に重なった、難しそうな絵画。
そんな偏った見方を、もっと偏らせてみると?
ミラノを拠点に活動する
carnovskyは、アーティストとデザイナーのユニット。
彼らの「RGB」はタイトルどおり、色の特性を効果的に利用しているのです。
RGB
http://www.carnovsky.com/RGB.htm
描画そのものはCMYの重ね合わせ。で、これを光に関係させるところがミソ。
実は、この絵にRGBの単色光を当てると、特定の図柄だけが浮かび上がるのです。補色の関係を上手に利用しているわけですね。
実際の展示では壁画のように描いておき、壁面に強い単色光を当てるそうで、モチーフの妖しさと相まって、かなり不思議な空間になっています。
色眼鏡で見る、なんて表現を思い出すのは日本人だけかもしれませんが、まさに色眼鏡で区別して見ながら、その切り替わりの芸当を味わいたい。
carnovsky
http://www.carnovsky.com/
(via
DesignWorks)
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