2012/02/09
多面体×組木×製品化
組木も多面体も、基本的に量産が難しい分野。
でも、そこを製品化した例があるのです。
形状や強度の問題で大量生産に向かないことの多い、多面体と組木。
なんとか実現しても、それは小規模の製造だったり、限定品だったりします。
そんな中、アメリカはテキサスのArtifacture社から、こんな商品が。
Frabjous Puzzle / Sculpture
http://www.artifacturestudios.com/archives/portfolio/acrylic-frabjous/
さまざまな幾何形体を発案してきたGeorge Hartさんの「Frabjous」が原作で、アクリルをレーザー加工したもの。ちょっとまぶしいかも。
パッケージからもわかるとおり、2012年にオープン予定のMoMathに関連した商品だそうです。希望小売価格は$29.95(アメリカドル)で、大きさは6×6×6インチ。販路もAmazonやEtsyなど、幅広く用意されていますね。
ところで、日本にも同じような趣向の製品がありますよ。
こちらはヤシローパズルショップさんの扱い。
12面体パズル クリパー12
http://store.shopping.yahoo.co.jp/philosophy/10.html
桑山弥志郎さんによる「Regular Dodecahedron」が原作。この作品、2001年に初めて開催された、Puzzle Design Competition にエントリーがあります。
こちらは写真の感じから、レーザー加工ではないように見えますが、とにかく色展開が豊富。完成品も同額で販売しているのが特徴的ですね。
定価は3000円で、サイズは約17センチ。面白いことに、上の商品と似たような価格設定・サイズですね。そしてやっぱり、なんだかまぶしい。
こうした製品化はニッチでしょうけど、単発にしないで継続してリリースすると面白い展開になりそうです。結果的には新人作家の呼び水にもなり、ひいては新作の登場にもつながるはず(たぶん)。
(via My Puzzle Collection, 折り紙とパズルと多面体のページ)
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