2012/06/02

重ねて作る色と形 | Kaleidograph


重ねる以外に何のルールもない。
その単純さから生まれる、意外な複雑さ。

アメリカ発の「Kaleidograph」は、さまざまな形状にくり抜かれた、色とりどりのカードを重ねて、自由に模様を作るキット。とっても素敵な図柄が作れます。

Kaleidograph
http://kaleidographtoy.com/

ラインナップは直線だけの「crystal」と曲線による「flora」の二種類。
穴の形状は120度の回転対称で、このチョイスもなかなか計算されています。どのカードも裏にすると色が変わるので、それによる組み合わせも豊富ですね。実物のサイズはCDくらいなのだとか。

で、現物が気になる方のために、ブラウザ上でお試しできるようになっています。本物と同じ2種類のセットが選べて、背景なんかも変更できますよ。

Kaleidograph™ Online Design Toy Web App
http://kaleidographtoy.com/play/

穴の大きさによっては、下のカードが見えなくなってしまうものもあって、その順序も大切だったりします。となると、完成状態から重ね方を推理するのは立派なパズル。同封のパターン例は、もはや問題集に近い存在なのです。

こんなコンセプトのパズルといえば、Smart Games社が「Colour Code」をリリースしています。こちらのカードは透明樹脂で堅牢。「Kaleidograph」の方は紙製で、カット部分も破損しやすんですが、素材ならではの手軽さも捨てがたい。

ただし、どちらのカードも正方形ベース。外形を無視して自由に重ねていけば、さらに組み合わせは無数に広がるわけで、遊び方は果てしないのですね。
のんびり休日に触っていたいアイテムです。

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