2012/05/13

しっかりギアでシェイクする | The Post-Imperial Shaker


一週間のお休みでした。
再開して最初の話題は、動きを味わう装置の話。

アメリカはオークランドで活動するBenjamin Cowdenさんが作ったのは、ちょっとメカニカルなシェイカー。まずはムービーをどうぞ。



テープル大の立派な装置で、カクテルづくり。このギャップが良いのです。
ご本人の解説ページによると、1900年前後に存在していたという「Imperial Shaker」がベースとのこと。後半で制作風景も見られますよ。

The Post-Imperial Shaker
http://twentysevengears.com/PostImperialShaker.html

作者のBenjaminさんは自らの作品を「interactive mechanical sculpture」と称していて、見る側が動力として参加できる装置を数多く手がけています。中には紹介ムービーが用意された作品も。

Portfolio
http://twentysevengears.com/Portfolio.html

全体的に見た目は無骨。でも、機械の造りは堅実。ちょっとドライな中に、いくつか冗談っぽい動機の作品もあったりして、実は面白い方なのかもしれません。

わりとコミカルな作品が目立ちやすい中で、たまには正統派のキネティック・アートを味わうのも、これまた乙なものですね。

Twentyseven Gears
http://twentysevengears.com/

(via Laughing Squid)

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。