2012/05/25

色と形と模様で楽しむ敷物


何かを敷き詰める遊びは、とっても原始的。
だからこそ、色々なアイデアを込められるというもの。

ヨーロッパを中心に活動している、スペインのMUT Designは、異分野の4人組からなるデザイン集団。
まだ数は少ないながら、床に敷くタイプのプロダクトに遊びの要素を感じました。

DROPS
http://www.mutdesign.com/proyecto.php?id=24

どこもマッチングする、セメント製タイル。絵柄は日本的?
タイルは全部で3パターンしかないのに、並べてみると単調さはなく、むしろ豊かさを感じるくらい。これって、全体を風景として捉えるからかな。

リンク先の後半には制作風景もあって、工程そのものは大変そう。でも、色違いの部分は別色のセメントを流し込んでいて、絵柄を出すための型が素敵です。

ZIP
http://www.mutdesign.com/proyecto.php?id=12

正三角形ベースの帯を、重ねながら織り上げていくラグ。最後にジップで留めたら出来上がり。
重ねることで厚みが増し、ラグ全体のフワフワ感も増すのですね。リバーシブルなので、色と形の変化も楽しい。

この帯状プロダクト、近年国内で話題になった「オリボン」みたいに、立体的に組めるとさらに可能性も広がる予感。中に綿を詰めたらクッションになりますし。

MUT Design
http://www.mutdesign.com/

(via Design Milk)

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。