非常に単純なパーツを、単純なルールで組むキット。
その源流は、ある有名な人物のスケッチにありました。
オランダの造形作家、Rinus Roelofsさんによる「Leonardo Sticks」は、へこみの付いた棒で構成されたキット。
Leonardo Sticks
http://www.rinusroelofs.nl/structure/davinci-sticks/
すべてのパーツは同じ形状で、色は6種類。各色を12本ずつ、合計72本を1セットにして販売しているとのこと。
こちらのサイトによれば、パーツのサイズは8インチ（約20センチ）、お値段は19.95ドルのようですね。
ところで、その名前にもあるとおり、実はレオナルド・ダ・ヴィンチに端を発するものだとか。なんでも、彼のスケッチを基にしてパーツ化されたようですよ。
Leonardo Sticks - Introduction
http://www.rinusroelofs.nl/structure/davinci-sticks/introduction/introduction.html
で、彼の残した4つの構造のうち、3つまで再現できる旨が説明されています。最後の4つ目は詳細不明だそうですが、そこまでの拡張はとってもパズル的。
Leonardo Sticks - Examples
http://www.rinusroelofs.nl/structure/davinci-sticks/examples/examples.html
その上で新しい構造や、ダヴィンチの原案にはなかった、カラーリングによるパターン作りなど、遊びの幅も広がるばかり。
このキットでゲームもできますよ、なんていうコメントもあったりして、遊びの主導権はダヴィンチの手から現代人へ。
ちなみに、製作者のRinusさん自身の活動も面白いことになっています。
ダヴィンチに関係する造形物の研究や、自身の立体作品など、組木派や多面体好きのハートに響くこと、間違いなし。
Rinus Roelofs
http://www.rinusroelofs.nl/
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