2012/06/08
Lotus Tableのメーキング映像
収納すること自体、ある意味ではパズル。
さらに収納する場所に仕掛けがあったとしたら?
アメリカはデンバーで活動する、木工家のKagen Schaeferさん。
様々な仕掛けのある作品を発表してきた、パズル方面でも有名な人物。
すでにパズルのデザインコンペで何度か入賞したり、日本ではからくり創作研究会の会友として活躍中。
2009年には、有名パズル作家の名を冠したロイド賞に選ばれていたりして、若手作家の中でも群を抜く存在です。
そんな彼の作品はどこかに収納部分があり、その多くは箱型。ただし、中にはボックスとは違った趣向の作品も。
Lotus Table
http://www.kagenschaefer.com/Lotus3.html
天板に埋め込まれた10個のリングは自由に回転可能。それを特定の模様に合わせていくと、6ヶ所ある引き出しが開くのだとか。テーブルとしての仕上げも良く、できる模様のバリエーションも多彩ですね。
で、彼の告知によれば、まもなくLotus Tableに関する大きなプロジェクトが完了するとのこと。合計で23のテーブルが完成するみたいですが、これは台数なのか種類なのか、どちらにしても準備は大変。
その関連か、Lotus Tableの製作風景が取材されたムービーも公開されていますよ。さっそく、ごらんあれ。
卓抜なアイデアと確かな技術は、こうして実現されるのですね。実際の工房や作業の様子もリアルに見えてきます。
おまけに、同じ制作者からはLotus Tableをターンテーブルにしたムービーも。Kagenさんの楽しい一面が見られます。
(via kagenschaefer.com)
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