2012/06/25
光と影のストーリー性 | Light & Shadow
ちょくちょく話題にしてきた、光と影を操る作品たち。
いつもモチーフ選びと提示の仕方に感銘を受けてばかりですが、今回もしかり。
ニューヨークで活動されているKumi Yamashitaさん。
この方の「Light & Shadow」というシリーズが、とても興味深いのです。
Light & Shadow
http://www.kumiyamashita.com/light-and-shadow/
どこかストーリー性を感じる気もしますが、中にはトリッキーな演出もあったりします。
光線の向きも自由自在で、どの作品も写真をじっくり見たいところ。あまり仕組みを検証するのも無粋なので、とりあえず気になった数点をご紹介。
Pathway
http://www.kumiyamashita.com/portfolio/conversation/
ちょっと見たところ、どうなっているのか不思議な感じ。非常にシンプルだけど、これを成立させるには結構な計算が要るようで。
Clouds
http://www.kumiyamashita.com/portfolio/clouds/
上から照らしても良いのね、と今更ながら感じました。
この手の作品を見てばかりいると、どうも横から照らす手法に慣れてしまいます。けれど、それは必要に応じて選ばれた結果に過ぎないのですね。
Conversation
http://www.kumiyamashita.com/portfolio/conversation/
ルビンの壺の外側?
キャプションによれば、モーターが使用されているとのこと。
Square
http://www.kumiyamashita.com/portfolio/square/
とっても幻想的。それでいて、写真だけでは仕組みが分からないのが、少々もどかしい。しかし、すっきり分からないのも、これまた良いのです。
このシリーズ以外に、文字のモザイクや国旗の図案を用いた作品もあるとのこと。いつか、実物を見てみたいなぁ。
(via DesignWorks)
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