2012/09/18

幻夢15をめぐる動き


かつて日本で発売された「幻夢15」という名のパズル。すでにメーカーは倒産、どうやら発売当時も少量で消えてしまった珍品なのだとか。
その熱心な解説が、Puzzle Museumさんの記事にありました。海外のコレクターにとっても垂涎の一品だそうな。

Game Jugo Flower Puzzle
http://puzzlemuseum.com/month/picm11/2011-11-jugo%20flower.htm

面白いのは、最近になって関連品が登場していること。
金属製の私家版?がPuzzling Timesさんで話題になっていたり、有名なパズルデザイナーのOskar van Deventerさんが似た機構の新作を発表したり。

果たして国内では無反応かと思っていたら、ずっと前に葉樹林さんの日記で話題になっていました。
さすが、どこもコレクターさんは熱心ですね。

(via Oskar Puzzles)

7 件のコメント:

  1. こんにちは。初めてコメします。saccoです、よろしく。
    マボロシのパズルの話題に先乗りするのは私以外に相応しい方が何人も居られる気はするのですが、口火を切るつもりでここにカキコします。
    フラワー(カクテル光線ぽい)、バタフライと新たなメタルゾディアックは目の前で見たり触ったりはしました。(モチロン遊んだことはアリマセヌ)けれども、時計やヒマワリや11ペタルなんかは存在自体知らなくて、ここでご紹介いただいて初めて知りました。ありがとうゴザイマス。
    どれもこれもすべて私には「生唾ごっくんモノ」です。よく夢で古い段ボール箱ストックを掘り出したりしています。

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  2. saccoさま

    調べるまで、素人には分からないことだらけでした。
    現物を触ったことがあるなんて、スゴイですね!

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  3. はじめて書き込みします。
    「の」の字です。
    幻夢15……懐かしいですね!
    大昔におもちゃのコーナーに置いてあったのを遊んだ記憶があります。

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  4. おお、「の」の字さんはリアルタイム体験をお持ちですね!!!うらやましい。雪降る街でのこと?

    あらためてROBのパズルページから引用します。長文御免。
    William Strijbos recently had some new puzzles to offer, and I picked up a few at IPP.
    The first is the Jugo Flower, made from metal. The Jugo Flower (aka Yugo Flower or Game Jugo) is one of the most rare twisty puzzle.- I have read that only seven prototypes were made.
    You can see examples of the original plastic versions at Hendrik Haak's website. Wil has reproduced the puzzle in metal. The fifteen petals can each be flipped over around the long axis. There are four marks on the top of the aluminum hub, and only those four petals positioned at the marks are able to flip, simultaneously. All the petals can be rotated around the hub, provided they are properly aligned (the mechanism is somewhat "catchy"), and a new set of four petals can be positioned at the marks. The goal is to scramble the petals, then restore them to all face-up.
    This puzzle is similar in principle to "Lights Out."

    「ライツアウト」には2の25乗=33,554,432通り引く1(全消灯)パターンのうち、最上段の右3マスの組み合せ(8通り)を調べれば、解に到達という分析や、32×32の8めくりはある連立式によりわずか3秒で解析するプログラムがあるそうです。
    これに倣って言うなら、2の15乗引く1(全裏)パターンのうち回転対称や重複を考慮すれば、解法はもっと簡略化できるはず。パターン分析やプログラムを書く人が出てきてくれないかなあ?と熱望します。意匠を変えたFLASHやJAVAアプレットの幻夢15を遊んでみたいのです。

    only seven prototypes were made.のくだりをある方に聞いたら、それはWil一流の楽しい脚色や。ほんま7個しか作ってないわけがない。少なくとも数十個見た人はいるし、箱ゲットした某コレクタいたかも。saccoの大阪問屋体験からすると、メーカーが納入する時は、最低でも箱複数(25個単位)&店頭見本という慣習。絵柄が2種類あることから、破損なければパピヨンデッドストック発掘はあながち夢でもなかろうかと。すごく虫のよい推測ですけれどね。

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  5. 「の」の字さま、saccoさま

    こうやってエピソードが次々に出てくるだけでも、
    やっぱり幻の名作なんですね。

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  6. 偶然手に入れたのですが希少品なのですか?

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