学校や会社の中で、たまに見かける胸像。
これを多重にしてしまうと、もはやパズルの域へ。
ニューヨークで活動する
Russell Greenbergさんの立体作品「Polybust」は、複数の人物が同居した胸像。
言葉では説明しにくいので、さっそく見てみましょう。
Polybust #1
http://www.cameobyrux.com/busts/polybust-1.html
背景が人の横顔に見える「ルビンの壺」ってありますよね。
あれの逆立体というか、回転体と横顔を合わせたようなものを、さらに多重にした格好です。ちなみに、お値段1600ドル。
どうやら、アメリカの紙幣に登場する七人をモチーフにしているとのことですが、慣れていないと見分けが付かないかも。ただ、シルエットが違うことくらいは理解できますね。
別角度からの写真は、作者さんのサイトで見れますよ。
Polybust
http://www.ruxdesign.net/design-objects/polybusts
実は、作者の方は同じような回転体の手法を取り入れたプロダクトも手がけていて、
赤ちゃん用のガラガラなどにも応用しています。一種のろくろ細工かな。
こういった錯視の要素をデザインのスパイスとして使う一方で、逆に既存のデザイン手法から錯視現象が発見されることもあったりしますから、なかなか目が離せません。
(via
LikeCOOL)
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